こんにちは。オフィスチェアラボ、研究員Kです。
オフィスチェアは毎日体重をかけて使う家具なので、「壊れたら保証してもらえるの?」「サイズが合わなかったら返品できる?」と気になりますよね。特に通販で買う場合は、届いてからでないと分からないことも多いものです。
私が使っているニトリのOC707は、商品ページに保証5年と書かれています。買ってから1年半ほどなので、まだ保証期間の途中ということになります。ただ、ニトリのオフィスチェアはモデルによって保証年数が違い、1年のものも少なくありません。
この記事では、ニトリ公式のよくある質問とニトリネットのご利用ガイドをもとに、オフィスチェアの保証期間、保証の対象外になるケース、返品・交換の条件まで、買う前に知っておきたいことをまとめました。
- ニトリのオフィスチェアの保証年数とモデル別の違い
- 保証書の代わりになるものと保証の対象外
- 返品・交換ができる期間と条件
- 保証や返品で困らないための購入前の準備
ニトリのオフィスチェアの保証は何年?
まずは、ニトリのオフィスチェアの保証期間と、保証を受けるときに知っておきたいルールを見ていきます。
保証は1年と5年が基本
ニトリ公式のよくある質問によると、ニトリの商品には「1年・5年品質保証」が付いていて、インテリア小物や簡易家具などは1年、食卓テーブルやソファ、ベッドなどの大型家具は5年が基本とされています(出典:ニトリ よくあるご質問『品質保証の対象』)。
オフィスチェアの場合は、モデルによって1年のものと5年のものがあるというのがポイントです。同じニトリのオフィスチェアでも、価格帯や作りによって保証年数が変わるので、「ニトリだから5年」と思い込まないようにしましょう。
ちなみに、保証期間が異なる商品もあると公式でも案内されているので、最終的には商品ごとの表示を確認するのが確実です。
モデル別の保証年数一覧
2026年9月時点のニトリネットの仕様表から、主なオフィスチェアの保証年数を抜き出しました。
| 保証年数 | 主なモデル(価格・税込) |
|---|---|
| 1年 | OC401(4,990円)、OC002(7,990円)、OC003(7,990円)、OC402(7,990円)、OC113(9,990円)、OC105(11,990円)、OC507(11,990円)、OC513(14,990円)、OC510(19,990円)、OC505(19,990円) |
| 5年 | OC116 ポケットコイル(14,990円)、OC517(19,990円)、エステン Nシールド(24,990円)、OC508N(24,990円)、OC702N(29,990円)、OC525(29,990円)、OC707(34,990円)、OC708N Nシールド(34,990円)、OC709(39,990円)、OC717(49,990円)、OC908(79,990円) |
大まかに見ると、1万円前後のシンプルなモデルは保証1年、2〜3万円台以上の多機能なモデルは保証5年のものが多い、という傾向があります。ただ、OC116のように1万円台で保証5年のモデルや、OC510・OC505のように2万円近くても保証1年のモデルもあるので、価格だけで判断するのは禁物です。
毎日長く座る予定なら、価格の差と保証年数の差をあわせて比べてみると、自分にとってお得な一脚が見つけやすくなりますよ。
保証年数の調べ方
自分が買った椅子、または買おうとしている椅子の保証年数は、どこで確認できるのでしょうか。ニトリ公式のよくある質問では、保証期間は次の場所に記載されていると案内されています。
- ニトリネットの商品ページ(仕様・サイズの「保証年数」の欄)
- 店舗で注文したときのお見積書(注文伝票)
さらに、ニトリネットのご利用ガイドによると、ニトリネットで購入した場合は、購入時に届くメールが保証書の代わりになり、メール本文の購入商品の欄に保証期間も書かれています。ネットで買った人は、購入時のメールを探してみてください。

保証書の代わりになるもの
ニトリの商品には、紙の保証書が付いていないことがほとんどです。「保証書がないけど大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、心配はいりません。
ニトリ公式のよくある質問では、購入履歴の確認をもって保証書の代わりとしていて、次のいずれかで購入が確認できれば保証すると案内されています。
- お見積書(注文伝票)
- レシート
- ご注文履歴
- メール(配送日・お支払いのお知らせ、または受取り可能日のお知らせ)
これらがどれも見つからない場合でも、購入者本人からの申し出があれば購入履歴を確認してもらえ、特定できれば保証期間を案内してもらえるそうです。とはいえ、スムーズに対応してもらうためにも、レシートや購入時のメールは保証期間が終わるまで残しておくのが安心ですね。
保証の対象外になるケース
保証期間内でも、保証の対象外になるケースがあります。ニトリ公式のよくある質問で挙げられているのは、主に次の2つです。
- 業務用として使っていた場合(法人向けのカタログ商品は別の保証あり)
- 消耗品(キャスターなども消耗品として保証の対象外)
特に注意したいのが「業務用」です。ニトリのオフィスチェアの多くは、商品説明に「一般家庭向けの商品です。業務使用を前提とした構造にはなっておりません」と書かれています。会社や店舗で何人も交代で使うような使い方をすると、保証が受けられない可能性があるので、家庭での勉強や在宅ワーク用として選びましょう。
もう一つは、キャスターが消耗品扱いになることです。毎日動かしているうちにキャスターがすり減ったり、回りにくくなったりしても、保証での交換は期待できない点は覚えておいてください。

交換した場合の保証期間
不具合があって商品を交換してもらった場合、保証期間はどうなるのでしょうか。
ニトリ公式のよくある質問によると、お品替え(交換)をした場合の保証期間は、最初に購入した日から数えるとされています。交換した日から新しく保証が始まるわけではありません。
たとえば、保証5年の椅子を買って2年後に交換してもらった場合、交換後の椅子の保証は残りの3年になるということです。交換したからといって保証が延びるわけではないので、購入日がいつだったかは記録しておくといいですね。
保証期間を過ぎたら有償修理の流れ
保証期間が過ぎてしまった場合や、保証の対象外の不具合の場合は、有償での修理を相談することになります。ニトリ公式のよくある質問で案内されている修理の流れは、次のとおりです。
- ニトリの商品だと確認できるもの(レシートや注文履歴など)を用意して問い合わせる
- 商品の状態を伝え、訪問する日を相談する
- 修理する商品を引き上げてもらう
- 「修理できるか・費用はいくらか・何日かかるか」の連絡を受ける
- 了承したら修理してもらい、終わったらお届け日を相談する
修理費のほかに、移動費などの追加料金がかかります。店舗に持ち込めば引き上げ費用はかからないそうです。
ただし、修理できない商品として、インテリア用品(大型家具・大型家電以外)が挙げられていて、例に「組立家具など」も含まれています。オフィスチェアが修理の対象になるかは商品によって変わる可能性があるので、まずは問い合わせて確認するのが確実です。
保証期間内に不具合が出たときの相談方法
保証期間内に「座面が勝手に下がる」「背もたれががたつく」といった不具合が出たら、まずはニトリに相談しましょう。スムーズに話を進めるために、問い合わせる前に次のものを準備しておくと安心です。
- 購入が分かるもの(注文履歴、購入時のメール、レシートなど)
- 商品名と型番(OC707など)
- いつから、どんな症状が出ているか
- 不具合の部分の写真や動画
写真や動画があると、症状を言葉で説明するよりも正確に伝わります。特に「座ると少しずつ下がる」「特定の角度で音が鳴る」といった症状は、動画で撮っておくと分かりやすいですよ。
また、不具合が出たからといって、自分で分解して直そうとするのはやめておきましょう。ニトリ公式でも、ぐらつきやきしみがネジの締め直しで改善しない場合は問い合わせるよう案内されています。自己流で分解すると、本来なら保証で対応してもらえたはずの不具合が、相談しにくくなってしまうこともあります。
保証とは別のニトリのオフィスチェアの返品条件
ここからは、買ったオフィスチェアが「思っていたのと違った」「不具合があった」ときの、返品・交換のルールを見ていきます。保証とは別のルールなので、あわせて確認しておきましょう。
返品・交換できる期間は14日以内
ニトリネットのご利用ガイドによると、商品を受け取ったあとの返品・交換は、商品のお届け・お受取り(お持ち帰り)の翌日から14日以内に受け付けています(出典:ニトリネット『キャンセル・返品・交換』)。
14日を過ぎると返品・交換は受け付けてもらえないので、届いたら早めに中身を確認するのが大切です。忙しくてしばらく箱を開けられない、という場合でも、期限はお届けの翌日から数えられるので気をつけてくださいね。
届いたらすぐに初期不良をチェック
返品・交換の期限は14日しかありません。届いたオフィスチェアは、できるだけ早く箱を開けて、次の点を確認しておきましょう。
- 説明書の部品リストどおりに、部品やネジがそろっているか
- 座面や背もたれの生地に、破れや汚れ、大きな傷がないか
- 脚やフレームに、割れや曲がりがないか
- 組み立てたあと、座面の昇降やリクライニングが正しく動くか
部品の欠品や破損は、組み立てる前でも確認できます。組み立て後の返品は不良品に限られるので、もし不具合があった場合に備えて、届いた状態や不具合の部分を写真に撮っておくと話が早く進みますよ。
OC707の口コミにも、届いた商品に初期不良があったという声がありました。どの商品でも起こり得ることなので、「届いたらすぐ確認」を習慣にしておきましょう。
組み立て後は返品できない
オフィスチェアで特に注意したいのが、組み立てに関するルールです。ニトリネットのご利用ガイドでは、次のような商品は返品・交換ができないとされています。
- 日常使用された商品(試し使用を除く)
- 組み立て途中、あるいは組み立て後の商品(不良品を除く)
- お客様の都合で加工された商品
つまり、オフィスチェアは組み立ててしまうと、不良品でない限り返品・交換できないということです。「座ってみたら合わなかった」という理由での返品は、組み立てたあとでは難しいと考えておきましょう。
サイズや座り心地に不安があるなら、組み立てる前に、できれば店舗で同じモデルに座って確かめておくのがおすすめです。組み立ての流れや注意点はニトリのオフィスチェア組み立て方で紹介しています。
返品・交換できない商品
組み立て後の商品以外にも、ニトリネットのご利用ガイドでは、返品・交換ができない商品が挙げられています。
- 商品ページの返品・交換欄に「不可」と記載のある商品
- 開封済みの衛生用品や消耗品
- オーダー商品、セミオーダー商品、多サイズ商品
- マーケットプレイス商品(ストアごとに異なる)
オフィスチェアそのものは通常これらに当たりませんが、マーケットプレイスの商品や、商品ページに「返品・交換不可」と書かれた商品は例外です。買う前に商品ページの返品・交換欄を一度見ておくと安心ですよ。
店舗に持ち込んで返品・交換する方法
ニトリネットで買った商品も、全国のニトリ店舗のサービスカウンターで返品・交換を受け付けています。持ち込むときに必要なものは、次のとおりです。
- 返品・交換を希望する商品とパッケージ
- ご注文完了メール、または出荷完了メール
- 会員の場合はメンバーズ会員番号が分かるもの(アプリの会員証など)
ここで大事なのが「パッケージ」です。箱を捨ててしまうと持ち込みが大変になるので、返品期間の14日が過ぎるまでは箱を残しておくのがおすすめです。
なお、交換は持ち込んだ店舗で扱っている商品に限られ、用意できない場合は返金での対応になります。また、島忠ホームズ・Neasy・N+の商品は店舗では受け付けていないなど、例外もあるので注意しましょう。
持ち込めないときの返送料
オフィスチェアは大きくて重いので、店舗に持ち込むのが難しいこともありますよね。その場合は、注文番号を確認して、お問い合わせフォームか電話で連絡すれば、返送の手続きをしてもらえます。
ただし、宅配業者に渡す商品の場合は、商品の金額に応じて返送料がかかります。
| 商品金額 | 返送料(税込) |
|---|---|
| 〜5,500円 | 1,100円 |
| 5,501〜11,000円 | 1,650円 |
| 11,001円〜 | 2,200円 |
| 大型家具 | 引き取り料5,500円 |
多くのオフィスチェアは1万円を超えるので、宅配での返送なら2,200円が目安になります。回収日は、宅配便の商品なら連絡した日から3日後以降で希望を伝える形です。
返金の方法とタイミング
返品した場合の返金方法は、支払い方法によって変わります。ニトリネットのご利用ガイドによると、主な流れは次のとおりです。
- クレジットカード払い:後日クレジットカードで返金。締め日をまたぐと翌月や翌々月の払い戻しになる
- コード決済:後日コード決済で返金
- コンビニ後払い:後日、返金手続きの案内がある
カードやコード決済で返金できない場合は銀行振込での返金になり、振込手数料は自己負担です。返品を考えているときは、返金までに少し時間がかかることも頭に入れておきましょう。
楽天・Yahoo!で買った場合の注意点
ニトリのオフィスチェアは、ニトリネットのほかに、楽天市場やYahoo!ショッピングのニトリ公式店でも買えます。ポイント還元を考えると、こちらで買いたい人も多いと思います。
ただ、ニトリ公式のよくある質問によると、楽天市場やYahoo!ショッピングで注文した商品は、ニトリ店舗で受け取ることができません。返品や交換の手続きも、購入したストアの案内を確認するのが確実です。
購入先ごとのメリットや選び方は、オフィスチェアの購入先の選び方でも比較しています。
保証と返品で困らないための購入前の準備
最後に、保証や返品で困らないために、買う前と届いたあとにやっておきたいことをまとめます。
- 商品ページで保証年数と返品・交換の欄を確認する
- 座面高や本体サイズを確認し、できれば店舗で試座する
- 届いたら14日以内に中身と部品をすべて確認する
- 組み立てたら各機能が正しく動くかすぐに確かめる
- 購入時のメールやレシートは保証期間が終わるまで保管する
保証を受けるときに一番困るのが「いつ、どこで買ったか分からない」ことです。購入時のメールはスマホのメールアプリで「ニトリ」と検索すればすぐ出てくるようにしておくか、スクリーンショットを撮って写真フォルダに残しておくと安心ですよ。
長く使うつもりなら、価格だけでなく保証の長いモデルを選ぶのも一つの考え方です。候補が決まったら、ニトリネットの公式通販や楽天市場のニトリ公式店で、保証年数と最新の価格を見比べてみてください。
ニトリ OC707 ポケットコイル
ニトリ OC525 エラストマーメッシュ
保証と返品のよくある質問(FAQ)
Q1. ニトリのオフィスチェアの保証は何年ですか?
A. モデルによって1年か5年です。2026年9月時点では、1万円前後のシンプルなモデルは1年、OC707やOC702Nなど多機能なモデルは5年のものが多くなっています。商品ページの「保証年数」で確認してください。
Q2. 保証書をなくしてしまいました。
A. ニトリでは、お見積書・レシート・注文履歴・購入時のメールなどで購入が確認できれば保証の対象になります。どれもない場合でも、購入者本人からの申し出で購入履歴を確認してもらえることがあります。
Q3. キャスターが壊れたら保証で直してもらえますか?
A. ニトリ公式では、キャスターは消耗品として品質保証の対象外と案内されています。不具合が気になる場合は、まずニトリに相談してみてください。
Q4. 組み立てたあと、座り心地が合わなかったら返品できますか?
A. ニトリネットのご利用ガイドでは、組み立て途中や組み立て後の商品は、不良品を除いて返品・交換できないとされています。座り心地が不安なら、組み立てる前に店舗で試座しておくのがおすすめです。
Q5. 交換してもらった椅子の保証期間はいつからですか?
A. 交換した場合も、保証期間は最初に購入した日から数えます。交換した日から新たに保証が始まるわけではありません。
Q6. 会社で使っても保証は受けられますか?
A. ニトリ公式では、業務用として使っていた場合は品質保証の対象外とされています。家庭向けのオフィスチェアは、自宅での勉強や在宅ワークで使いましょう。
ニトリのオフィスチェア保証と返品のまとめ
ニトリのオフィスチェアの保証は、モデルによって1年か5年です。1万円前後のシンプルなモデルは1年、多機能なモデルは5年のものが多いものの、価格だけでは判断できないので、商品ページの保証年数を必ず確認しましょう。保証書の代わりには、購入時のメールやレシート、注文履歴が使えます。
一方で、業務用での使用やキャスターなどの消耗品は保証の対象外です。返品・交換は届いた翌日から14日以内ですが、組み立てたあとの商品は不良品を除いて返品できない点に特に注意してください。
サイズや座り心地に不安があるなら、組み立てる前に店舗で試座しておくのが一番の安心材料です。保証と返品のルールを知ったうえで、長く使える一脚を選んでみてくださいね。

