こんにちは。オフィスチェアラボ、研究員Kです。
ニトリのオフィスチェアは、5,000円前後のシンプルなものから10万円近い高機能なものまで、本当にたくさんの種類があります。ニトリネットで「オフィスチェア」を探してみると、選択肢の多さに「結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。
私は大学入学のタイミングで、ニトリのOC707(ポケットコイル)を選びました。決め手は、3万円台という価格のわりに機能と性能がそろっていたこと。1年半ほど、勉強とPC作業で毎日使っています。
この記事では、私自身の体験と、ニトリネットに載っている仕様・レビュー評価をもとに、ニトリのオフィスチェアの選び方と、目的別のおすすめ10モデルを紹介します。価格や評価は2026年9月時点のニトリネットの表示です。
- ニトリのオフィスチェアの選び方の5つのポイント
- 予算・目的別のおすすめ10モデル
- 10モデルの価格・座面高・保証の比較表
- 人気ランキングやレビューを見るときの注意点
ニトリのオフィスチェアの選び方
おすすめのモデルを見る前に、まずは選び方の基本を押さえておきましょう。ここを決めておくだけで、たくさんある候補から2〜3脚にぐっと絞りやすくなりますよ。
予算と座る時間を先に決める
最初に決めたいのは、予算と、1日にどのくらい座るかです。ニトリのオフィスチェアは、価格帯によってできることがかなり違います。
| 価格帯 | 主な特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 1万円以下 | 座面の高さ調整が中心。保証1年が多い | 短時間の作業、サブの椅子 |
| 1〜2万円台 | ヘッドレストやロッキング付きも。保証は1年と5年が混在 | 1日数時間の作業 |
| 3万円前後 | ひじ掛け・ヘッドレスト・フットレストまでそろう。保証5年が中心 | 毎日長時間の勉強や在宅ワーク |
| 4万円以上 | 前傾機能や細かい調整機能、本革など | 座り心地や機能にこだわりたい人 |
1日に1〜2時間くらいなら1万円前後のモデルでも十分ですし、私のようにテスト期間に1日6時間も座るなら、3万円前後のモデルまで検討する価値があります。座る時間に合わせて予算を上げ下げするのが、納得のいく選び方です。
座面高で体に合うかを確認
次に確認したいのが座面の高さです。日本オフィス家具協会(JOIFA)は、座面の高さの目安を「身長×1/4」としています。身長160cmなら約40cm、172cmの私なら約43cmです。
ニトリのオフィスチェアは、最低座面高がだいたい41〜47cmの範囲にあります。座るとクッションが2〜3cmほど沈むことを考えても、小柄な人には最低座面高が低めのモデル、背の高い人には高めまで上げられるモデルが合いやすいでしょう。
座面高は商品ページの仕様・サイズの欄に載っているので、候補が決まったら必ず確認してくださいね。
素材で選ぶ
座り心地を大きく左右するのが素材です。ニトリのオフィスチェアでよく使われている素材と特徴は、次のとおりです。
- エラストマーメッシュ:通気性がよく蒸れにくい
- ポケットコイル:やわらかく、体を点で支える
- 合成皮革・Nシールド:汚れを拭き取りやすい。Nシールドは引っかき傷に強い
- ファブリック:手ざわりがよく、部屋になじみやすい
素材ごとの違いはニトリのオフィスチェア素材比較で詳しくまとめているので、迷ったら参考にしてください。
調整機能で選ぶ
長く座るなら、体に合わせて調整できる部分が多いほど快適にしやすくなります。チェックしたいのは主に次の機能です。
- 背もたれのロッキング固定(好きな角度で止められるか)
- ひじ掛けの高さ・角度の調整、跳ね上げ
- ヘッドレストの高さ・角度の調整
- ランバーサポート(腰の支え)の調整
- フットレストの有無
ただし、機能が多いほどいいとは限りません。使わない機能のために予算を上げるより、自分が本当に使う機能がそろっているかで選ぶのがおすすめです。
保証年数も確認する
見落としがちなのが保証年数です。ニトリのオフィスチェアは、モデルによって保証が1年のものと5年のものがあります。1万円前後のモデルは1年、3万円前後の多機能なモデルは5年のものが多い傾向です。
毎日使う椅子なら、保証が長いモデルのほうが安心感がありますよね。価格の差と保証の差を比べて考えると、意外とお得なモデルが見つかることもあります。
ニトリのオフィスチェアおすすめ10選
ここからは、予算や目的ごとに、ニトリのオフィスチェアのおすすめ10モデルを紹介します。私が実際に使っているのはOC707のポケットコイルだけなので、ほかのモデルはニトリネットの仕様・商品説明・レビュー評価をもとに紹介しますね。
OC707 ポケットコイル|私が毎日使う一脚
最初に紹介するのは、私が1年半使っているOC707のポケットコイルです。価格は34,990円、保証は5年。座面にポケットコイル、背もたれにメッシュを使っています。

ニトリネットの商品説明によると、右レバーで座面の高さ、左レバーで背もたれの角度の調整と固定ができ、ひじ掛けは高さ・角度・前後、ヘッドレストは角度と上下を調節できます。さらにフットレストまで付いていて、3万円台とは思えない機能のそろい方です。
実際に使ってみて、テスト期間に1日6時間ほど座っても、腰がつらくなりにくく、お尻にも負担がかかりにくいと感じています。気になる点を挙げるなら、ひじ掛けやヘッドレストを動かすときに少し詰まる感じがあることくらい。組み立ては男二人で1時間弱かかりました。
座面高は約45〜52cm、重さは約17.5kgです。ニトリネットのレビュー評価は★4.2(134件)。長時間座る人に、まず候補に入れてほしい一脚です。使い心地はニトリOC707のレビューで詳しく紹介しています。
ニトリ OC707 ポケットコイル
OC707 エラストマーメッシュ|蒸れにくさ重視なら
同じOC707で、座面までメッシュになっているのが「エラストマーメッシュ」のタイプです。価格(34,990円)、保証(5年)、座面高(約45〜52cm)はポケットコイルと同じで、重さは約17kgです。
操作方法や機能はシリーズ共通なので、違いは座面の素材だけ。夏場の蒸れが気になる人や、エアコンの効きにくい部屋で使う人は、こちらのほうが合っているかもしれません。
ニトリネットのレビュー評価は★4.5(186件)と、今回紹介する中でも件数・評価ともに高めです。ただ、メッシュの座面は張りの感じ方に好みが分かれるので、できれば店舗で座ってから選ぶと安心ですよ。
OC707 スモールサイズ|小柄な人向け
OC707の機能はほしいけれど、レギュラーサイズだと座面が高すぎる、という人に向いているのがスモールサイズです。座面高は約43〜50cmと、レギュラーより2cm低くなっています。
メッシュタイプのサイズは幅66×奥行64.5×高さ110cmで、重さは約16.5kg。価格と保証はレギュラーと同じ34,990円・5年です。メッシュとポケットコイルの両方のタイプがあります。
ニトリネットのレビュー評価は★4.4(37件、メッシュタイプ)。身長が低めの人は、まずこのスモールサイズを候補に入れてみてください。
OC702N|リクライニングとフットレスト付き
作業の合間にゆったりくつろぎたい人に向いているのが、OC702N(29,990円・保証5年)です。ニトリネットの商品説明によると、ポケットコイルの座面とふんわりしたクッションを使っていて、左側のレバーでリクライニングの解除とロックができます。
ヘッド部分の角度は3段階に調節でき、フットレストも付いているので、読書や動画を見るときにも好みの姿勢に合わせやすいモデルです。布張りのほか、合成皮革(PVC)のタイプもあります。
注意したいのは、座面高が約47〜52cmと高めなこと。重さも約20.5kgあります。背の高い人や、くつろぎを重視する人に向いている一脚ですね。レビュー評価は★4.2(46件)です。
OC525|3万円以下で多機能なメッシュ
3万円以下で、調整機能がしっかりそろったメッシュチェアを探しているならOC525 エラストマーメッシュ(29,990円・保証5年)も候補になります。
商品説明によると、2分割のランバーサポートが腰の動きに合わせてフィットし、背もたれはロッキングの3段階固定が可能。ひじ掛けとヘッドレストは上下・前後・角度の3方向で調節できて、引き出し式のフットレストも付いています。
座面高は約46〜52cmとやや高め、重さは約17.5kgです。2026年9月時点ではレビューがまだ少ないモデルなので、気になる人は店舗で座り心地を確かめてみてください。
ニトリ OC525 エラストマーメッシュ
エステン Nシールド|傷や汚れが気になるなら
子どもやペットがいる家庭、机で飲み食いすることが多い人には、エステン Nシールド(24,990円・保証5年)がおすすめです。
ニトリネットの商品説明によると、表面の合成皮革は引っかき傷にとても強いNシールドで、6Hの鉛筆の芯で引っかいても傷がつかない丈夫さ。座面はクッション性の高いポケットコイルで、大型のヘッドレストとロッキング機能も付いています。
サイズは幅68×奥行80×高さ108〜113cm、重さは約17.5kg。ニトリネットのレビュー評価は★4.6(58件)と、評価の高さも目立ちます。
ニトリ エステン Nシールド
OC709|前傾姿勢で作業する人向け
書き物やパソコンの画面をのぞき込むような、前かがみの作業が多い人には、前傾機能付きのOC709(39,990円・保証5年)があります。
商品説明によると、座った状態で前方に体重をかけると座面が前に傾く仕組み。背ロッキングの固定、ヘッドレストの調節、ランバーサポートの調節、ひじの角度・高さの調整もできます。座面高は約44〜52cmです。
レビュー評価は★3.8(17件)と、今回の中では控えめです。前傾機能は合う・合わないが分かれやすいので、必要かどうかを店舗で確かめてから選ぶのがおすすめです。
OC513|1万円台でハイバック
1万円台でヘッドレスト付きのハイバックチェアがほしいなら、OC513(14,990円・保証1年)が候補です。
商品説明によると、可動式のヘッドレスト、使わないときに跳ね上げられるひじ掛け、樹脂製のランバーサポート、背もたれのロッキング機能が付いていて、上着を掛けられるハンガーまであります。ひじ掛けを跳ね上げれば机の下にすっきり入るのも便利なポイントです。
座面高は約43〜50cm、重さは約11.5kg。レビュー評価は★4.3(68件)です。予算を抑えつつ、背中から頭まで支えてほしい人に向いています。
OC113|1万円以下の定番ハイバック
予算1万円以内でハイバックを選ぶなら、OC113(9,990円・保証1年)が定番です。
商品説明によると、背もたれはメッシュでムレにくく、頭の部分は厚めの仕様。座面の高さはレバー1つで調整でき、座面が前後に揺れるロッキング機能も付いています。座面下中央のノズルを回すと、ロッキングの強弱も変えられます。
座面高は約43〜51cm、重さは約11kg。レビュー評価は★4.6(75件)と、価格のわりに満足度の高さがうかがえます。
OC003|コンパクトで軽いシンプルモデル
部屋が狭い人や、軽くて動かしやすい椅子がほしい人には、コンパクトオフィスチェアOC003(7,990円・保証1年)があります。
幅53.5×奥行58.5×高さ66.5cm、重さ約7kgと、今回の中でいちばん軽いモデルです。座面高は約41.5〜50cmと低めなので、小柄な人でも足が床につきやすいでしょう。合成皮革のタイプは汚れを拭き取りやすく、ファブリックのタイプもあります。
レビュー評価は★4.6(74件、合成皮革タイプ)。背もたれが低めのシンプルな作りなので、長時間の作業より、短い時間の作業やサブの椅子として使うのに向いています。
おすすめ10モデルの比較表
紹介した10モデルを一覧にまとめました(2026年9月時点のニトリネットの表示)。
| モデル | 価格 | 座面高 | 重量 | 保証 | レビュー |
|---|---|---|---|---|---|
| OC707 ポケットコイル | 34,990円 | 約45〜52cm | 約17.5kg | 5年 | ★4.2(134件) |
| OC707 エラストマーメッシュ | 34,990円 | 約45〜52cm | 約17kg | 5年 | ★4.5(186件) |
| OC707 スモールサイズ | 34,990円 | 約43〜50cm | 約16.5kg | 5年 | ★4.4(37件) |
| OC702N | 29,990円 | 約47〜52cm | 約20.5kg | 5年 | ★4.2(46件) |
| OC525 | 29,990円 | 約46〜52cm | 約17.5kg | 5年 | – |
| エステン Nシールド | 24,990円 | 記載なし | 約17.5kg | 5年 | ★4.6(58件) |
| OC709 | 39,990円 | 約44〜52cm | 約18kg | 5年 | ★3.8(17件) |
| OC513 | 14,990円 | 約43〜50cm | 約11.5kg | 1年 | ★4.3(68件) |
| OC113 | 9,990円 | 約43〜51cm | 約11kg | 1年 | ★4.6(75件) |
| OC003 | 7,990円 | 約41.5〜50cm | 約7kg | 1年 | ★4.6(74件) |
3万円前後のモデルは保証5年、1万円前後は保証1年、というのが大まかな違いです。座面高は、小柄な人ならOC003やOC707スモール、背の高い人ならOC702NやOC525が合いやすいでしょう。
人気ランキングやレビューを見るときの注意点
ニトリネットには、カテゴリーの人気ランキングやレビュー評価が表示されています。選ぶときの参考になりますが、見るときには少し注意が必要です。
まず、レビューの件数はモデルによって大きく違います。たとえば評価が★4.6でも、件数が少ないと、数人の感想で平均が大きく変わることもあります。評価の数字だけでなく、件数もあわせて見るのがおすすめです。
次に、椅子は体格によって合う・合わないが分かれやすい家具です。高評価のモデルでも、自分の身長や机の高さに合わなければ快適には座れません。ランキングは候補を見つけるきっかけとして使い、最終的には座面高や機能、できれば試座で判断しましょう。
レビューを読むときは、星の数より「どんな人が、どんな使い方で書いているか」を見るのがコツです。自分と身長や使い方が近い人の感想は、とても参考になりますよ。OC707の口コミでも、身長160cmの人が「一番低くしても裸足だと少し高い」と書いていて、小柄な人にはありがたい情報でした。
どこで買うのがお得?
ニトリのオフィスチェアは、ニトリの店舗のほか、ニトリネットの公式通販、楽天市場のニトリ公式店、Yahoo!ショッピングのニトリ公式店で買えます。
ニトリネットなら、店舗受取りを選ぶと送料がかからず、在庫がある対象店舗なら15時までの注文で当日受け取れることもあります。一方、楽天市場やYahoo!ショッピングは、それぞれのポイント還元を活かせるのが魅力です。ただし、楽天市場やYahoo!ショッピングで注文した商品は、ニトリの店舗では受け取れません。
オフィスチェアは組み立てたあとだと、不良品を除いて返品できないので、座り心地が不安なら店舗で試座してから、条件のいいところで買うのがおすすめです。組み立ての流れはニトリのオフィスチェア組み立て方で紹介しています。
ニトリのオフィスチェア選びのよくある質問(FAQ)
Q1. ニトリのオフィスチェアで一番人気なのはどれですか?
A. 2026年9月時点のニトリネットでは、OC707 エラストマーメッシュがカテゴリーの人気ランキング上位に表示され、レビューも186件と多く集まっています。ただし人気と自分に合うかは別なので、座面高や機能も確認して選んでください。
Q2. 長時間の勉強やテレワークにはどれがおすすめですか?
A. 毎日長く座るなら、調整機能がそろって保証5年のOC707やOC525が候補になります。私はOC707のポケットコイルで、テスト期間に1日6時間ほど座って勉強していますが、腰やお尻がつらくなりにくいと感じています。
Q3. 1万円以下で買えるおすすめはありますか?
A. ハイバックがほしいならOC113(9,990円)、コンパクトさを重視するならOC003(7,990円)が候補です。どちらも保証は1年なので、短時間の作業向けと考えておくといいでしょう。
Q4. 店舗で試座できますか?
A. ニトリの店舗には多くのオフィスチェアが展示されていますが、展示しているモデルは店舗によって違います。試したいモデルが決まっている場合は、行く前に店舗に確認しておくと確実です。
Q5. ニトリのオフィスチェアは会社でも使えますか?
A. 多くのモデルの商品説明に「一般家庭向けの商品で、業務使用を前提とした構造にはなっていない」と書かれています。業務用として使った場合は品質保証の対象外になるので、自宅での使用を前提に選びましょう。
Q6. メッシュとポケットコイルはどちらがいいですか?
A. 蒸れにくさを重視するならメッシュ、やわらかい座り心地を重視するならポケットコイルが向いています。OC707ならどちらも同じ価格・保証なので、好みで選べます。
ニトリのオフィスチェアおすすめのまとめ
ニトリのオフィスチェアは、価格帯も機能も幅広いぶん、人気順だけで選ぶと自分に合わないこともあります。予算と座る時間を決め、座面高・素材・調整機能・保証年数で候補を2〜3脚に絞るのが、失敗しにくい選び方です。
毎日長く座るなら、私も使っているOC707(ポケットコイル・エラストマーメッシュ・スモール)や、多機能なOC525が候補になります。くつろぎ重視ならOC702N、傷や汚れが気になるならエステン Nシールド、予算を抑えたいならOC513やOC113、OC003といった選び方もできます。
候補が決まったら、できれば店舗で座り心地を確かめてから、ニトリネットや楽天市場・Yahoo!ショッピングのニトリ公式店など、条件のいいところで買ってみてください。

