こんにちは。オフィスチェアラボ、研究員Kです。
作業もしたいけれど、休憩のときは椅子に座ったまま足を伸ばしてくつろぎたい。そんな人に人気なのが、ニトリの「オフィスチェア OC702N」です。ポケットコイルの座面に、リクライニングとフットレストを組み合わせた、くつろぎ重視のモデルです。
私が毎日使っているのは同じニトリのOC707で、OC702Nには座ったことがありません。そこでこの記事では、ニトリネットの仕様と商品説明、そしてニトリネットに投稿されているOC702Nのレビュー(布張りタイプ44件、合成皮革PVCタイプ35件)をすべて読んで、良い評判と気になる評判、向いている人をまとめました。
- OC702Nの価格・サイズ・機能の基本情報
- 布張りと合成皮革(PVC)タイプの違い
- レビュー79件から分かる良い評判と気になる評判
- OC702Nが向いている人と、ほかの候補
ニトリのオフィスチェアOC702Nの特徴と口コミ
まずはOC702Nの仕様と機能を確認してから、購入者の評判を見ていきます。
OC702Nの基本スペック
ニトリネットの仕様表に載っているOC702Nの基本情報は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 項目 | 布張り(WH) | 合成皮革(PVC BK) |
|---|---|---|
| 価格 | 29,990円 | 29,990円 |
| サイズ | 幅66×奥行66.5×高さ112cm | 幅66×奥行66.5×高さ112cm |
| 座面高 | 約47〜52cm | 約47〜52cm |
| 重量 | 約20.5kg | 約22kg |
| 素材 | ポリエステル | 合成皮革 |
| 保証 | 5年 | 5年 |
| 組立時間の目安 | 30分 | 30分 |
| 梱包サイズ | 幅82×奥行44×高さ65cm | 幅82×奥行44×高さ65cm |
価格・サイズ・座面高・保証は同じで、違うのは素材と重さです。どちらも保証5年なのは、3万円以下のモデルとしてうれしいポイントですね。カラーは、2026年10月時点の仕様表で布張りタイプがホワイト、PVCタイプがブラックとなっています。
リクライニングとフットレストが特徴
ニトリネットの商品説明によると、OC702Nには次のような特徴があります。
- 体圧分散に優れたポケットコイルと、ふんわりとしたクッション
- 左側のレバーでリクライニングの解除・ロックができ、好きな角度でリラックスできる
- ヘッド部分の角度を3段階に調節できる
- フットレスト付き
商品説明では「まるで包みこまれるような心地良さ」と紹介されていて、リクライニング、角度調節できるヘッドレスト、フットレストを組み合わせれば、読書やテレビを見るときも好みの姿勢に調節できるとされています。
レビューでも「リクライニングしてフットレストしてうたた寝すると快眠できる」「背もたれの可動域が広く、寝れるくらい倒せる」「少し休憩しようと背もたれとヘッドレストを好みの角度に調整しフットレストを出して…」と、くつろぎの機能を評価する声が多く見られました。
布張りとPVCタイプの違い
OC702Nには、布張り(ポリエステル)と合成皮革(PVC)の2つのタイプがあります。レビューを読むと、素材ごとに評価のポイントが少し違っていました。
布張りタイプは、「合皮素材は1〜2年で生地がバリバリになったりするのも多くて嫌だったので、布がいいと思ってたどり着いた」という声のように、合成皮革の劣化を避けたい人に選ばれていました。一方で、「色が白系統しかないのでグレーを選んだところでほぼ白。肘置きがすぐに茶色くなり、座面も何か落とすと汚れがめちゃ目立つ」という声もあります(2026年10月時点の仕様表のカラーはホワイト)。
PVCタイプは、「レザー調のオフィスチェア!ゆったり座れて楽チン」「質感や使用感はどれをとっても文句無し」と、見た目や質感を評価する声がありました。ただし、★1のレビューで「使用開始から半年で座面が破れた。中の綿が散らばる」という声が1件あったほか、「夏は背もたれが暑い」という声も見られました。
- 汚れを拭き取りやすいほうがいい・レザー調が好き:PVCタイプ
- 合成皮革のはがれが心配・布の手ざわりが好き:布張りタイプ(ただし白系なので汚れは目立ちやすい)
レビューの評価の分布
2026年10月3日時点のニトリネットのレビューをまとめると、次のようになっていました。
| 評価 | 布張り(WH) | PVC(BK) |
|---|---|---|
| 総合評価 | ★4.2 | ★4.5 |
| ★5 | 28件 | 22件 |
| ★4 | 11件 | 11件 |
| ★3 | 1件 | 1件 |
| ★2 | 2件 | 0件 |
| ★1 | 4件 | 1件 |
どちらも★4以上が大半ですが、布張りタイプは★1・★2が6件と、評価が分かれている面もあります。低評価のレビューの多くは、座面のやわらかさが合わなかったという内容でした。
評価の件数はレビューの文章が付いていない評価も含めた数なので、レビュー件数(布張り44件、PVC35件)とは少しずれています。数字だけでなく、どんな理由で高評価・低評価になっているのかを読むのが大切です。
良い評判は座り心地とくつろぎやすさ
高評価のレビューで多かったのは、座り心地とくつろぎやすさです。「硬さがちょうどよく、ふわっと包みながらも沈みすぎない」「座り心地も良くソファー感覚」「仕事にも寛ぎにもハマる」といった声が並んでいました。
ほかにも、次のような点が評価されています。
- リクライニングを無段階に調整できる(PVCタイプのレビュー)
- ヘッドレストやフットレストで休憩時間も快適
- 体重90kgちょっとの人が座ってもギシギシ音がしない(布張りタイプのレビュー)
- 重厚感があり、頑丈そう
また、レビューには「研究で1日5〜7時間座る」「一日中椅子に座っての作業が殆ど」といった、長時間使う人からの満足の声もありました。
気になる評判は座面のやわらかさ
一方で、低評価のレビューで多かったのは、座面がやわらかすぎて合わなかったという声です。「座面のクッションがフカフカ過ぎて、自分には合わない。高反発クッションや座布団などを敷き工夫してみたが合わなかった」「座面が柔らかすぎたのだと思う」と、体が沈み込むような座り心地が合わなかったという内容でした。
同じ「ふかふか」でも、高評価のレビューでは「ふわっと包みながらも沈みすぎない」と感じている人もいて、感じ方は人によってはっきり分かれています。やわらかめの座り心地が好きかどうかで、満足度が大きく変わるモデルと言えそうです。
普段から硬めの座面のほうが好きな人や、ふかふかの椅子に長く座ると落ち着かない人は、店舗で10分以上座ってみてから決めるのがおすすめです。レビューにも「お店で30分くらい腰掛けてみて納得のフィット感だったので購入した」という声がありました。
耐久性やきしみについての口コミ
耐久性については、「組み立て後、約1か月後あたりから、きしみ音が出始めた」(布張り・★1)、「1年ほど前に購入。当初は…」と使ううちに不満が出てきたという声(布張り・★2)、「使用開始から半年で座面が破れた」(PVC・★1)といった声がありました。
一方で、「2020年に買った椅子を5年間使った末、使えなくなったので新しく購入した」というPVCタイプのレビューもあり、長く使えている人もいるようです。
OC702Nはどちらのタイプも保証5年です。きしみなどの不具合が出たら、ネジの締め直しを試したうえで、改善しなければ保証期間のうちにニトリに相談しましょう。ニトリ公式のよくある質問でも、ぐらつきや軋みがネジの締め直しで改善しない場合は問い合わせるよう案内されています。
ニトリのオフィスチェアOC702Nの選び方と注意点
ここからは、OC702Nを選ぶときに気をつけたいポイントと、向いている人・ほかの候補を紹介します。
座面が高めなので小柄な人は注意
OC702Nの座面高は約47〜52cmと、ニトリのオフィスチェアの中では高めです。日本オフィス家具協会(JOIFA)の座面高の目安「身長×1/4」で考えると、最低の47cmは身長188cm前後の人の目安にあたります。
レビューにも「高齢の母がこたつにあたるために購入。小柄な母には座面が高く、上下可動域も狭く長時間は無理みたい」という声がありました。また、「新品でクッションにハリがあるからか、展示品より座面が高く奥行きも狭く感じた」という声も。座るとクッションが沈むので、表示より低く感じることもありますが、小柄な人は店舗で足が床につくか確かめてから選びましょう。
小柄な人がフットレスト付きのモデルを選ぶなら、座面高が約43〜50cmのOC707スモールサイズも候補になります。詳しくは小柄向けニトリのオフィスチェアでまとめています。
組み立てのポイント
OC702Nの組立時間の目安は30分です。レビューでは「組み立ては説明書の通りにやって、意外と簡単だった」「重さはあるが小柄な私でも簡単に組み立てられた」という声がある一方、「座面と背面を繋ぐところにコツが必要で、長時間苦労した。2人で作業してもコツを知らないと苦労する」という声もありました。
本体は約20.5〜22kgと重めなので、座面と背もたれをつなぐ工程は、二人で部品を支えながら作業すると安心です。ネジはすべて仮留めしてから本締めすると、穴の位置が合いやすくなります。組み立て全般の流れはニトリのオフィスチェア組み立て方で紹介しています。
なお、PVCタイプのレビューには「脚のメッキ部分に傷があった」という声もありました。届いたら組み立てる前に、部品の状態を確認しておきましょう。
リクライニングの使い方
商品説明によると、OC702Nのリクライニングは、左側のレバーで解除とロックを切り替えます。PVCタイプのレビューでは「リクライニングも無段階調整出来て」と評価する声がある一方、「リクライニング機能のレバーが重く、あつかいにくい」という声もありました。
作業するときは背もたれを起こしてロックし、休むときにロックを外して好きな角度まで倒し、フットレストを出す、という使い分けがおすすめです。足を乗せたまま急に背もたれを戻すと体が前に投げ出されるような動きになるので、立ち上がるときはフットレストをしまってから背もたれを起こしましょう。フットレスト付きの椅子の使い方はニトリのフットレスト付きオフィスチェア比較でも紹介しています。
汚れ対策とお手入れ
布張りタイプのレビューでは、白系の生地なので汚れが目立ちやすいという声がありました。「肘置きがすぐに茶色くなってしまい、座面も何か落とすと汚れがめちゃ目立つ」と書かれていたので、飲み物や食べ物を机で扱うことが多い人は気にしておきたいところです。
ニトリ公式のファブリック(布製)のお手入れの案内では、飲み物などをこぼしたら乾いた布ですぐに吸い取り、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を浸した布をやわらかく絞ってたたくように落とし、最後に固く絞った布で水拭きするよう案内されています。撥水・撥油の保護スプレーを使うと、汚れがつきにくくなるとも書かれていました。
PVCタイプは汚れを拭き取りやすい反面、ニトリ公式の合成皮革のお手入れの案内によると、汗や整髪料などの油分、飲み物などの水分を長時間放置すると表面のはがれの原因になるそうです。どちらのタイプも、汚れたらその日のうちに拭き取るのが長持ちのコツですね。
受験生や在宅勤務の人の口コミ
OC702Nのレビューには、勉強や在宅勤務で長く座る人からの声も多くありました。「受験生の息子の為に、勉強で使う椅子を探しに来店。すべての椅子に息子が座り、この椅子を気に入った。予算を大きく超えたが大変気に入っている」というレビューや、「在宅勤務で毎日夕方になると負担を感じていたので購入した」というレビューです。
また、PVCタイプでは「パソコン用としてゲーミングチェアを店舗に見に行ったが、ほかのチェアも座り比べると、同じ価格でポケットコイルのこの商品の座り心地がとても良く、在庫もあったので購入した」という声もありました。ゲーミングチェアと比べて選ぶ人もいるようです。
OC702Nが向いている人
- 作業だけでなく、休憩や読書、動画を見る時間も同じ椅子で過ごしたい
- やわらかめで包み込まれるような座り心地が好き
- 3万円以下で、保証5年のモデルがほしい
- 身長が高めで、座面の高い椅子が合う
OC702Nが向いていない人
- 硬めの座面が好きな人
- 小柄で、座面を低くしたい人
- 夏場の蒸れが気になる人(PVCタイプは背もたれが暑いという声あり)
- ひじ掛けの高さなど、作業用の細かい調整をしたい人
OC707・OC525との違い
同じくフットレストが付いた、ニトリの3万円前後のモデルと比べると、次のようになります(2026年9月〜10月時点のニトリネットの表示)。
| 項目 | OC702N | OC525 | OC707 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 29,990円 | 29,990円 | 34,990円 |
| 座面高 | 約47〜52cm | 約46〜52cm | 約45〜52cm(スモールは約43〜50cm) |
| 座面 | ポケットコイル+クッション | エラストマーメッシュ | ポケットコイル/エラストマーメッシュ |
| 得意なこと | くつろぎ(リクライニング・ヘッドレスト3段階・フットレスト) | 細かい調整(2分割ランバー、3方向のひじ掛け・ヘッドレスト) | 作業とくつろぎのバランス |
| 保証 | 5年 | 5年 | 5年 |
くつろぎを一番に考えるならOC702N、メッシュで細かく調整したいならOC525、作業とくつろぎのバランスや小柄な人向けのサイズを求めるならOC707、という選び方ができます。
私が使っているOC707は、ひじ掛けの高さ・角度・前後やヘッドレストの上下まで調整できるので、作業用の調整機能を重視する人には比べてみてほしいモデルです。使い心地はニトリOC707のレビューで紹介しています。
どこで買う?購入前のチェック
OC702Nは、ニトリの店舗のほか、ニトリネットの公式通販や、楽天市場のニトリ公式店、Yahoo!ショッピングのニトリ公式店で購入できます(2026年10月時点)。
レビューを読むと、「店舗でいろいろな椅子に座り、選んだ」「ニトリ店舗で見て座って実物を体感していて良かった」という人がとても多いモデルです。座面のやわらかさの感じ方が分かれやすいので、近くに店舗があれば、ぜひ座ってから選んでください。
また、本体は約20kgあり、梱包サイズも幅82×奥行44×高さ65cmと大きめです。店舗受取りを選ぶ場合は、車に積めるかも確認しておきましょう。組み立てたあとは不良品を除いて返品・交換できない点にも注意してください。
ニトリ OC702N(合成皮革 PVCタイプ)
OC702Nのレビューを読んで感じたのは、「やわらかい座り心地が好きな人」には満足度がとても高い一方、「硬めが好きな人」には合わないことがはっきりしているモデルだということです。自分がどちらのタイプか分からなければ、店舗で座り比べてみるのが一番の近道ですよ。
OC702Nのよくある質問(FAQ)
Q1. 布張りとPVCタイプはどちらがいいですか?
A. 汚れを拭き取りやすく、レザー調の見た目が好きならPVCタイプ、合成皮革のはがれが気になるなら布張りタイプが向いています。ただし布張りタイプは白系なので、汚れが目立ちやすいという声がありました。
Q2. どのくらい倒せますか?
A. 商品説明では、左側のレバーでロックを解除して好きな角度でリラックスできるとされています。具体的な角度は記載されていませんが、レビューには「寝れるくらい倒せる」という声もありました。
Q3. 小柄でも使えますか?
A. 座面高は約47〜52cmと高めで、小柄な人には座面が高いという声がありました。小柄な人は店舗で足が床につくか確かめるか、座面の低いモデルも比べてみてください。
Q4. OC702Nの保証は何年ですか?
A. ニトリネットの仕様表では、布張りタイプもPVCタイプも保証5年です。
Q5. 組み立ては一人でできますか?
A. 一人で組み立てられたという声もありますが、本体が約20kgと重く、座面と背もたれをつなぐ工程で苦労したという声もありました。できれば二人で作業すると安心です。
Q6. 長時間の作業にも使えますか?
A. レビューには「研究で1日5〜7時間座る」という人の満足の声もありました。ただ、座面のやわらかさが合わなかったという声もあるので、長時間使う予定なら店舗でしばらく座って確かめるのがおすすめです。
ニトリのオフィスチェアOC702Nの口コミまとめ
ニトリのOC702Nは、29,990円(2026年10月時点)で、ポケットコイルのやわらかい座面、リクライニングのロック、3段階に角度を変えられるヘッドレスト、フットレストを備えた、くつろぎ重視のオフィスチェアです。布張りとPVCの2タイプがあり、どちらも保証5年です。
ニトリネットのレビューでは、座り心地のよさや、リクライニングとフットレストで休憩しやすい点を評価する声が多く、総合評価は布張り★4.2、PVC★4.5でした。一方で、座面がやわらかすぎて合わなかった、座面が高めで小柄な人には合いにくい、きしみ音や座面の破れが出た、という声もあります。
やわらかめの座り心地が好きで、作業もくつろぎも一脚でこなしたい人には有力な候補です。店舗で座り心地と座面の高さを確かめてから選んでみてください。

