こんにちは。オフィスチェアラボ、研究員Kです。
オフィスチェアを通販で買うとき、意外と見落としがちなのがサイズです。「届いたら思ったより大きくて部屋が狭くなった」「机の下に入らなかった」という失敗は、椅子選びでよくある話なんですよね。
私が使っているニトリのOC707(ポケットコイル)は、幅69.5×奥行67.5×高さ110cm。ハイバックでヘッドレストやフットレストまで付いているぶん、本体はそれなりの大きさです。部屋の広さや体格によっては、もっとコンパクトなモデルのほうが合う人もいるはずです。
この記事では、2026年9月時点のニトリネットの仕様表をもとに、ニトリのオフィスチェアのサイズ・座面高・重量・梱包サイズを一覧にして、サイズで失敗しない選び方を解説します。
- 商品ページのサイズ表記の正しい読み方
- 主なモデルのサイズ・座面高・重量の一覧
- 耐荷重の記載がない場合の考え方
- 部屋や机に合うかを確かめる測り方
ニトリのオフィスチェアのサイズの見方
まずは、ニトリネットの商品ページに書かれているサイズの項目を、どう読めばいいのかを確認しておきましょう。
商品ページで確認できるサイズの項目
ニトリネットのオフィスチェアの商品ページには、「仕様・サイズ」の欄に次のような項目が並んでいます。
| 項目 | 分かること |
|---|---|
| サイズ | 椅子全体の幅×奥行×高さ。置き場所に収まるかの確認に使う |
| 座面高 | 床から座面までの高さの範囲。体に合うかの確認に使う |
| 重量 | 梱包材を除いたおおよその重さ。運べるか、組み立てられるかの目安 |
| 梱包サイズ | 届く箱の大きさ。玄関や通路を通るか、持ち帰れるかの目安 |
| 保証年数 | 品質保証の期間(1年または5年が中心) |
| 組立時間 | 組み立てにかかる時間の目安 |
ニトリ公式のよくある質問によると、重量は梱包材を除いたおおよその重さで、電車で持ち帰れるか、1人で運べるかなどの参考にしてほしいと案内されています。
ポイントは、「サイズ」は置き場所の確認、「座面高」は体に合うかの確認と、使い分けて読むことです。この2つを混同すると、部屋には収まるのに体に合わない、あるいはその逆の失敗が起きやすくなります。
幅・奥行・高さの読み方
「サイズ」の欄にある幅・奥行・高さは、椅子のいちばん出っ張った部分で測った数字です。オフィスチェアの場合、幅と奥行はたいてい5本脚のキャスター部分か、ひじ掛けの部分がいちばん外側になります。
高さは、背もたれやヘッドレストのいちばん上までの高さです。OC510のように「高さ110〜117cm」と幅がある場合は、座面の高さを変えると全体の高さも変わることを表しています。

注意したいのは、座ったときやリクライニングしたときに必要なスペースは、この数字より大きくなることです。椅子を後ろに引いて立ち上がったり、背もたれを倒したりする分のスペースも考えておきましょう。
座面高の読み方
座面高は「約45〜52cm」のように範囲で書かれていて、左側が座面を一番低くしたとき、右側が一番高くしたときの高さです。
日本オフィス家具協会(JOIFA)は、座面の高さの目安を「身長×1/4」としています。身長160cmなら約40cm、172cmなら約43cm、180cmなら約45cmです。さらに、厚生労働省のガイドラインの解説では、座面の高さは座ってクッションが2〜3cm沈んだ状態で考えるとされています(出典:厚生労働省『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインと解説』)。
そのため、自分の目安の数字が座面高の範囲の中、または少し下に入っていれば、体に合わせやすいと考えられます。なお、商品によっては仕様表に座面高の記載がないものもあるので、その場合は店舗で確かめるか問い合わせてみてください。
耐荷重の記載がない場合の考え方
体格が大きめの人にとって気になるのが耐荷重です。ただ、2026年9月時点で確認したところ、ニトリネットのオフィスチェアの仕様表には、耐荷重の項目が載っていないモデルがほとんどでした。
耐荷重の記載がない場合、商品ページの情報だけで「何kgまで大丈夫」と判断することはできません。体重が気になる人は、購入前に店舗のスタッフやお問い合わせ窓口で確認するのが確実です。
耐荷重は「その重さまで安全に使える上限の目安」で、数字が大きいほど座り心地がいいという意味ではありません。また、勢いよく座ったり、椅子の上に立ったりすると、体重以上の力がかかります。ニトリ公式でも、椅子の上に立ったり踏み台代わりに使ったりしないよう注意が呼びかけられています。
梱包サイズと重さもチェック
意外と大事なのが、届く箱の大きさと重さです。たとえば私のOC707(ポケットコイル)は、梱包サイズが幅73×奥行44.5×高さ66.5cm、本体の重さが約17.5kg。箱を玄関から部屋まで運ぶのも組み立てるのも、一人だと大変な重さです。私は男二人で組み立てて、1時間弱かかりました。
集合住宅で階段しかない、玄関や廊下が狭い、といった場合は、梱包サイズが通路を通るかも確認しておきましょう。店舗で買って持ち帰るなら、車のトランクに入るかもチェックが必要です。
組み立ての手順や、一人で組み立てるときのコツはニトリのオフィスチェア組み立て方で紹介しています。
ニトリのオフィスチェアのサイズ比較一覧
ここからは、ニトリの主なオフィスチェアのサイズを一覧で比べていきます。数字はすべて2026年9月時点のニトリネットの仕様表の表示です。
主なモデルのサイズ一覧
| モデル | 幅×奥行×高さ | 座面高 | 重量 |
|---|---|---|---|
| OC401 | 50×53.5×87cm | 約42.5〜55.5cm | 約6kg |
| OC003 | 53.5×58.5×66.5cm | 約41.5〜50cm | 約7kg |
| OC113 | 62×64×102cm | 約43〜51cm | 約11kg |
| OC105 | 62.5×62.5×108cm | 約42〜49cm | 約11kg |
| OC513 | 66×72×112cm | 約43〜50cm | 約11.5kg |
| OC510 | 67×72×110〜117cm | 約44〜52cm | 約12.5kg |
| OC707 スモール(メッシュ) | 66×64.5×110cm | 約43〜50cm | 約16.5kg |
| OC707 ポケットコイル | 69.5×67.5×110cm | 約45〜52cm | 約17.5kg |
| OC525 | 68×68×106cm | 約46〜52cm | 約17.5kg |
| エステン Nシールド | 68×80×108〜113cm | 記載なし | 約17.5kg |
| OC708N Nシールド | 65×70×110.5cm | 約47〜57cm | 約19kg |
| OC702N | 66×66.5×112cm | 約47〜52cm | 約20.5kg |
| OC909 革 | 79×81.5×108cm | 約46〜53cm | 約28.5kg |
| OC908 | 69×72.5×109cm | 約44〜52cm | 約29kg |
ざっくり見ると、1万円前後のシンプルなモデルは幅50〜62cm・重さ6〜11kg、3万円前後の多機能なモデルは幅65〜70cm・重さ17〜20kg前後、高級モデルは重さ30kg近くになるものもあります。
コンパクトなモデルを選ぶなら
部屋が狭い人や、ワンルームで椅子をコンパクトに収めたい人は、幅と奥行の小さいモデルが候補になります。
一覧の中でいちばん小さいのは、OC401(幅50×奥行53.5cm・約6kg)です。コンパクトオフィスチェアOC003(幅53.5×奥行58.5cm・約7kg)も、高さが66.5cmと低いので、机の下にすっきり収めやすいでしょう。
ただし、コンパクトなモデルは背もたれが低かったり、ひじ掛けやヘッドレストがなかったりすることが多いです。長時間座るなら、部屋の広さと座り心地のバランスを考えて選んでくださいね。
座面を高くできるモデル・低くできるモデル
座面高の範囲で見ると、モデルによって違いがはっきり出ます。
- 座面を低くできる:OC003(約41.5cm〜)、OC105(約42cm〜)、OC401(約42.5cm〜)
- 座面を高くできる:OC708N Nシールド(〜約57cm)、OC401(〜約55.5cm)
- 最低座面高が高め:OC702N・OC708N(約47cm〜)、OC525・OC909(約46cm〜)
小柄な人は最低座面高が低いモデル、背の高い人や高めの机で使う人は、座面を高くできるモデルを選ぶと体に合わせやすくなります。OC401は約42.5〜55.5cmと調整できる幅が広いのも特徴です。
OC707のレギュラーとスモールの違い
同じOC707でも、レギュラーとスモールではサイズが少し違います。メッシュタイプで比べると次のとおりです。
| 項目 | レギュラー(メッシュ) | スモール(メッシュ) |
|---|---|---|
| 幅×奥行×高さ | 66.5×66.5×110cm | 66×64.5×110cm |
| 座面高 | 約45〜52cm | 約43〜50cm |
| 重量 | 約17kg | 約16.5kg |
| 梱包サイズ | 73×44.5×66.5cm | 68×48.5×62.5cm |
幅や高さはほぼ同じで、大きく違うのは座面高です。スモールは座面が2cm低いので、身長が低めの人は足が床につきやすくなります。部屋に置いたときの大きさはあまり変わらないので、「置き場所を小さくしたい」というより「体に合わせたい」人向けのサイズと考えるといいでしょう。
ニトリ OC707 ポケットコイル
ニトリ OC707 スモールサイズ エラストマーメッシュ
背もたれの高さで変わる部屋の印象
椅子の「高さ」は、部屋に置いたときの印象を大きく左右します。一覧を見ると、コンパクトオフィスチェアOC003は高さ66.5cm、OC707やOC513などのハイバックは110cm前後と、40cm以上の差があります。
高さが110cmを超えるハイバックは、首や頭まで支えてくれる安心感がある一方、机の前に置くと椅子の背もたれが目立ちやすくなります。窓の前や部屋の真ん中に置くと、視界をさえぎる圧迫感を感じることもあるでしょう。
反対に、背もたれの低いモデルは部屋がすっきり見えますが、背中の上のほうや頭は支えられません。長時間座るなら背もたれの高さを、部屋の見た目を重視するなら低めのモデルを、と優先順位を決めて選ぶのがおすすめです。
家族で共用するならどのサイズ?
一台の椅子を家族で使い回す場合は、座面高の「調整できる幅」に注目してみてください。
たとえばOC401は約42.5〜55.5cmと13cmも調整できるので、身長差のある家族でも合わせやすいモデルです。一方、OC105(約42〜49cm)のように7cmほどの幅のモデルは、使う人の身長が大きく違うと、どちらかに合わないこともあります。
家族で使うなら、いちばん小柄な人の目安が最低座面高に収まり、いちばん背の高い人の目安が最高座面高に収まるかを確認しておくと安心です。調整幅が足りない場合は、小柄な人だけ足台を使うという方法もありますよ。
重いモデルを選ぶときの注意点
一覧を見ると、OC909 革(約28.5kg)やOC908(約29kg)のように、30kg近いモデルもあります。重いモデルは安定感がある一方で、次のような点に注意が必要です。
- 組み立てや移動に人手が必要になる
- 階段の上り下りや、引っ越しのときに運ぶのが大変
- 床への負担が大きくなるので、床の保護を考えたい
ニトリ公式のよくある質問でも、ウッドフロアやクッションフロア、畳の上で椅子を使う場合は、カーペットを敷くかフェルトなどの保護材を付けるよう案内されています。重い椅子ほど床の対策は大切ですね。
ハイバックと多機能モデルのサイズ感
ヘッドレストやフットレストが付いた多機能なモデルは、どうしても本体が大きくなりがちです。一覧で見ると、OC707やOC525、OC702Nなどは幅66〜70cm、奥行66〜68cm前後に集まっています。
中でもエステン Nシールドは奥行80cm、OC909 革は幅79×奥行81.5cmと、ほかのモデルよりひと回り大きめです。大型のヘッドレストやゆったりした座面がある分、置き場所には余裕が必要になります。
多機能モデルを選ぶなら、「椅子のサイズ+後ろに引くスペース」で1m四方くらいの余裕があるかを目安に、置き場所を確認しておくと安心ですよ。
部屋に置けるかを確かめる測り方
候補が決まったら、実際に置く場所を測ってみましょう。測るときは、次の3つを確認するのがおすすめです。
- 椅子を置く場所の幅と奥行が、椅子の「サイズ」より十分に広いか
- 椅子を後ろに引いて立ち上がるスペースがあるか
- 背もたれを倒したとき、後ろの壁や家具に当たらないか
床にマスキングテープで椅子のサイズの枠を貼ってみると、置いたときの大きさがイメージしやすくなります。キャスター付きの椅子は座りながら前後に動くので、枠よりひと回り広いスペースを見ておくと安心です。
机の下に入るかを確かめる
使わないときに椅子を机の下にしまいたい人は、ひじ掛けの高さと机の天板の高さの関係も確認が必要です。ひじ掛けが天板の下の幕板や引き出しに当たると、椅子が奥まで入りません。
ニトリネットの仕様表には、ひじ掛けの高さは載っていないことがほとんどです。机の下にしまうことを重視するなら、OC513のように使わないときにひじ掛けを跳ね上げられるモデルや、ひじ掛けの高さを調整できるモデルを選ぶのがおすすめです。店舗で試座するときに、ひじ掛けの一番低い位置を床から測っておくと、自宅の机と比べやすくなります。
机との相性を見るなら、JOIFAの「机の高さ=座面の高さ+身長×1/6」という目安も便利です。身長172cmの私なら、座面約43cmに約29cmを足して、机は約72cmが目安。一般的な日本のデスクは70〜72cm前後が多いので、自分の机の高さも一度測ってみてくださいね。
サイズが合わなかったときの注意点
もし届いた椅子のサイズが合わなかった場合、返品には注意が必要です。ニトリネットのご利用ガイドによると、返品・交換は商品のお届けの翌日から14日以内ですが、組み立て途中や組み立て後の商品は、不良品を除いて返品・交換できません。
つまり、サイズの確認は組み立てる前に済ませておくのが鉄則です。箱を開けて部品の大きさを見ただけでは分かりにくいので、買う前に置き場所を測り、できれば店舗で実物の大きさを確かめておきましょう。
サイズで迷ったときの選び方
最後に、サイズで迷ったときの考え方をまとめます。
- 座面高が体に合うか(身長×1/4が範囲に入るか)
- 置き場所に収まり、引いて立ち上がれるか
- 机の下に入れたいなら、ひじ掛けが当たらないか
- 運び込みや組み立てができる重さか
体に合うかどうかは毎日の座り心地に直結するので、まず座面高から確認するのがおすすめです。そのうえで、部屋と机に合うかを確かめれば、サイズで失敗することはぐっと減りますよ。身長に合う椅子の選び方はオフィスチェアの選び方|17のチェックリストでも詳しく解説しています。
サイズを確認したら、ニトリネットの公式通販や楽天市場のニトリ公式店で、最新の仕様と価格をもう一度確認してから注文しましょう。
サイズ選びのよくある質問(FAQ)
Q1. ニトリのオフィスチェアの耐荷重は何kgですか?
A. 2026年9月時点では、ニトリネットのオフィスチェアの仕様表に耐荷重の記載がないモデルがほとんどでした。体重が気になる場合は、購入前に店舗やお問い合わせ窓口で確認してください。
Q2. いちばんコンパクトなニトリのオフィスチェアはどれですか?
A. 今回比べた中では、OC401(幅50×奥行53.5×高さ87cm・約6kg)がいちばん小さく軽いモデルです。高さを抑えたいならコンパクトオフィスチェアOC003(高さ66.5cm)も候補になります。
Q3. OC707の大きさはどれくらいですか?
A. ポケットコイルのレギュラーサイズは幅69.5×奥行67.5×高さ110cm、座面高約45〜52cm、重さ約17.5kgです。スモールサイズは座面高が約43〜50cmと2cm低くなっています。
Q4. 店舗で買って持ち帰れますか?
A. 商品ページの「仕様・サイズ」で梱包サイズと重量を確認し、車に積めるか、運べる重さかを判断しましょう。ニトリ公式でも、重量は持ち帰れるかどうかの参考にしてほしいと案内されています。
Q5. 座面の奥行きはどこで確認できますか?
A. ニトリネットの仕様表には椅子全体の奥行きは載っていますが、座面だけの奥行きは書かれていないことがほとんどです。店舗で深く座り、膝の裏と座面の縁にすき間があるかを確かめるのが確実です。
ニトリのオフィスチェアのサイズ比較まとめ
ニトリのオフィスチェアのサイズは、1万円前後のシンプルなモデルで幅50〜62cm・重さ6〜11kg、3万円前後の多機能なモデルで幅65〜70cm・重さ17〜20kg前後が目安です。高級モデルには30kg近いものもあります。
サイズを比べるときは、「サイズ」で置き場所を、「座面高」で体に合うかを確認し、梱包サイズと重さで運び込みや組み立てができるかもチェックしましょう。耐荷重は仕様表に載っていないモデルがほとんどなので、気になる人は購入前に問い合わせてください。
組み立てたあとは返品できないので、サイズの確認は買う前に済ませておくのが鉄則です。置き場所と机の高さを測ってから、自分にぴったりのサイズの一脚を選んでみてください。

