ニトリのオフィスチェアの値段は安い?価格帯とコスパを比較

ニトリのオフィスチェアの値段は安い?価格帯とコスパを比較(背景は運営者が所有するニトリOC707の写真)

こんにちは。オフィスチェアラボ、研究員Kです。

「ニトリのオフィスチェアって安いイメージがあるけど、実際いくらくらいするの?」「安いモデルと高いモデルで何が違うの?」と気になっていませんか。

私がニトリのOC707を選んだ決め手は、3万円台という価格のわりに機能と性能がそろっていたことでした。1年半使ってみて、コスパのいい買い物だったと感じています。ただ、ニトリには5,000円台から10万円近いモデルまであり、「ニトリ=安い」とひとくくりにはできません。

この記事では、2026年9月時点のニトリネットの表示をもとに、ニトリのオフィスチェアの価格帯ごとの特徴と、コスパのいい選び方をまとめました。

  • ニトリのオフィスチェアの価格帯と値段の目安
  • 価格帯ごとにできること・保証の違い
  • コスパで考える予算の決め方
  • 少しでもお得に買うためのポイント
目次

ニトリのオフィスチェアの値段と価格帯

まずは、ニトリのオフィスチェアがどのくらいの値段で売られているのか、全体像から見ていきましょう。

値段は約5,000円から10万円近くまで

ニトリネットの「デスクチェア・オフィスチェア・ワークチェア」のカテゴリーに並んでいる、ニトリブランドのオフィスチェアをざっと数えてみると、価格帯ごとのモデル数は次のようになっていました(色違いは1つとして数え、ゲーミングチェアやスタンディングチェアなどは除いています)。

価格帯(税込)モデル数の目安保証の傾向
1万円未満約15すべて1年
1万円台約27ほとんど1年(5年は一部)
2万円台約121年と5年が混在
3万円台約10多くが5年
4〜5万円台約55年
6万円以上約65年

いちばん安いのはOC401の4,990円、いちばん高いのはOC907やOC915、OC908 革の99,990円でした。数で見ると、1万円台までのモデルがいちばん多く、ニトリの「手ごろな価格の椅子が多い」というイメージはおおむね当たっていると言えそうです。

ただし、表のとおり価格帯によって保証年数がはっきり分かれるのがポイント。安さだけで選ぶ前に、この違いは知っておきたいところです。

1万円未満でできること

1万円未満のモデルは、座面の高さ調整ができるシンプルな椅子が中心です。主なモデルを挙げると次のとおりです。

  • OC401(4,990円):幅50cm・約6kgの軽量なメッシュチェア
  • OC002(7,990円):くの字の背もたれにメッシュを使ったモデル
  • コンパクトオフィスチェアOC003(7,990円):幅53.5cm・約7kgのコンパクトモデル
  • OC113(9,990円):ヘッドレスト部分まであるハイバックで、ロッキング付き

この価格帯でも、OC113のようにハイバックでロッキング付きのモデルがあるのはさすがニトリという印象です。一方で、ひじ掛けの細かい調整やフットレストなどはなく、保証はすべて1年。1日1〜2時間程度の作業や、サブの椅子として使うのに向いている価格帯です。

1万円台でできること

1万円台になると、選べるモデルが一気に増えます。ヘッドレスト付きのハイバックや、背もたれと座面が一緒に動くロッキング付きのモデル、デザイン性の高いファブリックやシープ調のモデルなどが中心です。

  • OC105(11,990円):背もたれ・座面が一緒に動くロッキング付き
  • OC513(14,990円):可動式ヘッドレスト、跳ね上げ式ひじ掛け、ランバーサポート付きのハイバック
  • OC116 ポケットコイル(14,990円):ポケットコイル座面で保証5年
  • OC510(19,990円):2層ウレタンの座面でへたれにくい仕様

この価格帯は保証1年のモデルがほとんどですが、OC116のように保証5年のモデルもあります。予算を抑えつつ機能もほしい人にとって、選びがいのある価格帯ですね。

2万円台でできること

2万円台では、素材や機能にこだわったモデルが増えてきます。保証も、1年のモデルと5年のモデルが混ざるようになります。

  • エステン Nシールド(24,990円):引っかき傷に強い合成皮革とポケットコイル座面、保証5年
  • OC508N(24,990円):メッシュ素材でヘッドレストとひじ掛け付き、保証5年
  • OC702N(29,990円):リクライニングのロック、3段階のヘッドレスト、フットレスト付き、保証5年
  • OC525 エラストマーメッシュ(29,990円):2分割ランバーサポート、3方向に調節できるひじ掛けとヘッドレスト、フットレスト付き、保証5年

3万円を少し下回る価格で、フットレストやリクライニングのロックまで付いたモデルがそろうのがこの価格帯。長時間座る人にとって、コスパを考えると注目したい価格帯です。

3万円台でできること

3万円台は、私が使っているOC707がある価格帯です。OC707はポケットコイルとエラストマーメッシュ、それぞれのスモールサイズが、どれも34,990円・保証5年で並んでいます。

後ろから見たニトリOC707のY字型の背もたれフレームとヘッドレストの支柱
34,990円のOC707。この価格で座面・背もたれ・ひじ掛け・ヘッドレストまで調整できます

ニトリネットの商品説明によると、OC707は座面の高さ、背もたれの角度の調整と固定、ひじ掛けの高さ・角度・前後、ヘッドレストの角度・上下を調節でき、フットレストも付いています。ほかにも、前傾機能付きのOC709(39,990円)や、背もたれ3分割で座面のスライドもできるOC711(39,990円)などがあり、調整機能がぐっと充実してくる価格帯です。

実際にOC707を1年半使ってみて、テスト期間に1日6時間ほど座っても腰やお尻がつらくなりにくく、この価格でこの機能ならコスパはかなりいいと感じています。

4万円以上の高級モデルの違い

4万円以上になると、ニトリの中でも高級なモデルになります。4〜5万円台には、メッシュで座面とひじが連動して動くOC717(49,990円)や、本革を使ったOC909 革(49,990円)など。6万円以上には「ハイパフォーマンスオフィスチェア」と名付けられたOC907やOC908などがそろっています。

たとえばOC908(79,990円)は、商品説明によると、モールドウレタンの座面、昇降・角度・前後・幅を調節できる4D肘、座面昇降やスライドのレバーをひじ置きの下に配置した操作性、体重に応じて背もたれの角度などを調整する体重感知機能、3Dヘッドレストなどを備えています。

価格が上がるほど調整の細かさや素材のよさは増しますが、すべての人に必要な機能とは限りません。自分がその機能を毎日使うかどうかで判断するのがおすすめです。

ニトリのオフィスチェアの値段とコスパの考え方

価格帯ごとの特徴が分かったところで、ここからは「自分にとってコスパがいいのはどれか」を考えるためのポイントを紹介します。

コスパは座る時間で考える

コスパを考えるときに大切なのは、値段そのものより、どれだけ使うかです。

たとえば、34,990円のOC707を保証期間の5年間、毎日使うとすると、1日あたりは約19円。JOIFAが示すオフィスチェア(回転椅子)の標準使用期間の8年で考えると、1日あたり約12円です。一方、9,990円の椅子を1年で買い替えることになれば、1日あたり約27円になります。もちろん実際に何年使えるかは使い方次第なので、これはあくまで一般的な目安の計算です。

毎日長く座る人ほど、少し高くても機能と保証がそろった椅子のほうが、結果的にコスパがよくなりやすい。反対に、週に数回しか座らないなら、安いモデルでも十分元が取れます。

◆研究員Kのワンポイントアドバイス

私の場合、テスト期間は1日6時間ほど座るので、OC707は「1日あたり数十円で、毎日の座り心地を買っている」感覚です。1日に座る時間が長い人ほど、椅子にかけるお金は無駄になりにくいと思いますよ。

保証年数も値段の一部

価格帯ごとの表で見たとおり、ニトリのオフィスチェアは、1万円未満はすべて保証1年、3万円台以上は保証5年のものが多くなっています。

保証が長いということは、それだけ長く安心して使えるということ。たとえば2万円台でも保証5年のモデル(エステン Nシールドなど)を選べば、1万円台で保証1年のモデルより、長い目で見てお得になることもあります。

値段を比べるときは、「価格÷保証年数」で1年あたりの安心料を考えてみると、どのモデルが自分に合うかが見えやすくなりますよ。なお、業務用としての使用やキャスターなどの消耗品は保証の対象外なので、その点は覚えておきましょう。

ほかのメーカーとの価格帯の違い

オフィスチェア全体で見ると、価格帯はおおまかに次のように分かれています。

  • 2〜5万円台:中価格帯の高コスパモデル(SIHOO、COFO、ニトリの上位モデルなど)
  • 5〜10万円台:国内大手の中堅モデル(オカムラのシルフィーなど)
  • 10万円以上:ハイエンド(ハーマンミラーのアーロンチェアなど)

ハイエンドのチェアは、たとえばアーロンチェアが12年保証のように保証が長く、部品を交換しながら長く使える設計のものが多いのが特徴です。一方、ニトリの中心は1〜3万円台で、手ごろな価格で必要な機能をそろえやすいのが強みと言えます。

「長く使い続けたい」「細かく調整したい」ならハイエンド、「手ごろな価格で家庭用に十分な機能がほしい」ならニトリ、という考え方で比べてみるといいでしょう。

安いモデルで後悔しやすいパターン

値段だけで選ぶと、あとから「もう少し出せばよかった」と感じることがあります。よくあるのは次のようなパターンです。

  • 長時間座るのに、ひじ掛けやヘッドレストがなくて疲れやすい
  • 背もたれを好きな角度で止められず、作業中に後ろへ倒れる
  • 保証が1年で、2年目以降の不具合に対応してもらえない

どれも、使う時間が長いほど気になりやすいポイントです。安いモデルを選ぶときは、自分の使い方でこれらが困らないかを一度考えてみてください。

高いモデルで後悔しやすいパターン

反対に、高いモデルを選んで後悔することもあります。

  • 機能が多すぎて、結局ほとんど使っていない
  • 本体が大きく重く、部屋に置くと圧迫感がある
  • 座面高が体に合わず、足が床につきにくい

たとえばOC908は約29kg、OC909 革は約28.5kgと、上位モデルは重さも増えます。組み立てや移動が大変になるのも、見落としがちなポイントです。価格が高いほど自分に合うとは限らないので、機能とサイズが自分に合っているかを確認して選びましょう。

同じ値段なら何で選ぶ?

ニトリのオフィスチェアには、同じ値段で違うモデルが並んでいることがよくあります。こういうときこそ、値段以外の違いに目を向けるのが大切です。

たとえば29,990円には、OC702N(保証5年)、OC525 エラストマーメッシュ(保証5年)、OC716(保証1年)などが並んでいます。OC702Nはリクライニングとフットレストでくつろぐのが得意なモデル、OC525は2分割ランバーサポートと3方向に調節できるひじ掛け・ヘッドレストで細かく合わせられるモデルと、同じ値段でも得意なことがまったく違います。

34,990円にも、OC707(保証5年)、OC708N Nシールド(保証5年)、OC708B(保証1年)があります。OC708Bは、ニトリとTOYOBOが共同開発した空気を通す合成皮革「ブレスレザー」を使ったモデルですが、保証は1年です。同じ値段でも保証年数が違うことがあるので、比べるときは必ず確認しましょう。

値段が同じなら、保証年数、調整できる部分、座面高、素材の順に比べていくと、自分に合う一脚を選びやすくなりますよ。

安い椅子を長持ちさせるコツ

手ごろな値段の椅子を選んだ場合でも、使い方しだいで長く使えるかどうかは変わります。ニトリ公式のよくある質問では、椅子を安全に使うために、次のようなお手入れや注意点が案内されています。

  • 固定用のネジは月に1度を目安に点検して締め直す
  • 回転する部分やキャスターについたホコリは定期的に掃除する
  • 椅子の上に立ったり、踏み台代わりにしたりしない
  • 浅く座ったり、座ったまま椅子を傾けたりしない

どれもちょっとしたことですが、続けるかどうかで椅子のもちはかなり変わるはずです。安い椅子ほど「どうせ安いから」と雑に扱いがちですが、少し気を配るだけで、1日あたりのコストをさらに下げられますよ。

予算別のおすすめの考え方

ここまでの内容をふまえて、予算ごとの考え方をまとめます。

予算別の選び方の目安
  • 1万円以内:短時間の作業向け。ハイバックならOC113、コンパクトならOC003
  • 1〜2万円台:ヘッドレストやロッキングがほしい人。OC513、OC116、エステン Nシールドなど
  • 3万円前後:毎日長時間座る人。OC525、OC702N、OC707など
  • 4万円以上:前傾や細かい調整など、特定の機能が必要な人

おすすめのモデルの特徴は、ニトリのオフィスチェア素材比較でも素材ごとに紹介しています。

少しでもお得に買うポイント

同じモデルを買うなら、少しでもお得に買いたいですよね。ニトリのオフィスチェアをお得に買うために、知っておきたいポイントを紹介します。

まず送料です。ニトリネットのご利用ガイドによると、宅配便で届く商品は、宅配商品の合計が11,000円以上なら基本送料が無料になります。さらに、ニトリネットで注文して店舗で受け取れば送料はかかりません。

次に、購入先の選び方です。ニトリのオフィスチェアはニトリネットの公式通販のほか、楽天市場のニトリ公式店やYahoo!ショッピングのニトリ公式店でも買えるので、ポイント還元まで含めて比べるのがおすすめです。また、ニトリネットでは商品に「値下げ」の表示がつくこともあるので、気になるモデルは時期を見てチェックしてみてください。

ニトリ OC707 ポケットコイル

ニトリ OC525 エラストマーメッシュ

ただし、楽天市場やYahoo!ショッピングで注文した商品は、ニトリ店舗で受け取れない点には注意しましょう。購入先ごとの違いはオフィスチェアの購入先の選び方でも比較しています。

組立サービスを含めた総額も考える

椅子の値段を比べるときに忘れがちなのが、組み立てにかかる費用です。自分で組み立てるなら追加の費用はかかりませんが、組み立てを任せたい場合は料金がかかります。

ニトリ公式のよくある質問によると、お客様組立商品の組立サービスは1点につき2,750円(税込)。組立サービスを使うとニトリ配送でのお届けになるため、ほかに配送員による設置の料金がかかり、ニトリネットのご利用ガイドでは配送員による設置は6,600円(税込)のオプションとされています。土日祝日の配送や時間枠の指定は、それぞれ1,100円が追加です(2026年9月時点)。

つまり、組立サービスを使うと、椅子の値段に1万円近くが上乗せされることもあるわけです。1万円前後の椅子なら、ほぼ本体と同じくらいの費用になってしまいます。

軽いモデルなら自分で、重い多機能モデルなら手伝ってくれる人を探すか組立サービスを使う、というように、総額で考えて判断してみてください。組み立ての手順や時間の目安はニトリのオフィスチェア組み立て方で紹介しています。

買う前に確認したいこと

価格で候補を絞ったら、買う前に次の点も確認しておきましょう。

  1. 座面高が自分の身長に合っているか(目安は身長×1/4)
  2. 本体のサイズと重さが、部屋や運び込みに問題ないか
  3. 保証年数は何年か
  4. 組み立ては自分でできそうか(組立サービスは1点2,750円で、別に配送員設置の料金がかかる)

特にオフィスチェアは、組み立てたあとだと不良品を除いて返品できません。値段だけでなく、こうした条件まで含めて「自分にとっての本当の値段」を考えると、後悔しにくくなりますよ。

値段とコスパのよくある質問(FAQ)

Q1. ニトリのオフィスチェアの値段はいくらくらいですか?

A. 2026年9月時点のニトリネットでは、4,990円のOC401から99,990円のOC907・OC915・OC908 革まであります。モデル数がいちばん多いのは1万円台です。

Q2. コスパがいいのはどの価格帯ですか?

A. 座る時間によって変わります。毎日長く座るなら、フットレストやリクライニングのロックまでそろい、保証5年のモデルが多い3万円前後がおすすめです。短時間の作業なら1万円前後でも十分です。

Q3. 3万円台ならどれがおすすめですか?

A. 私が使っているOC707(34,990円・保証5年)は、座面・背もたれ・ひじ掛け・ヘッドレストの調整とフットレストまでそろっていて、コスパがいいと感じています。座面の素材はメッシュとポケットコイルから選べます。

Q4. ニトリの高級オフィスチェアにはどんなものがありますか?

A. 「ハイパフォーマンスオフィスチェア」のOC907やOC908(79,990円〜)、本革のOC909 革(49,990円)などがあります。4D肘や体重感知機能など、調整機能が充実しています。

Q5. 送料はかかりますか?

A. ニトリネットの宅配商品は、合計11,000円以上なら基本送料が無料です(個別送料がある商品は別)。店舗受取りを選べば送料はかかりません。

ニトリのオフィスチェアの値段とコスパのまとめ

ニトリのオフィスチェアの値段は、約5,000円から10万円近くまでと幅広く、モデル数が多いのは1万円台です。1万円未満はすべて保証1年、3万円台以上は保証5年のものが多く、価格帯によって機能と保証がはっきり変わります。

コスパは値段だけでなく、座る時間と保証年数で考えるのがポイントです。毎日長く座るなら3万円前後のモデル、短時間の作業なら1万円前後のモデル、と使い方に合わせて予算を決めると、後悔しにくくなります。

候補が決まったら、送料やポイント還元まで含めて購入先を比べ、できれば店舗で座り心地を確かめてから選んでみてください。

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この記事を書いた人

工学部に通う大学生。腰に不安があり、長時間の勉強のためにニトリのOC707を選んで毎日使っています。自分の椅子は実体験で、ほかの椅子はメーカー公式の情報と購入者の口コミをもとに、良い点も気になる点も正直にまとめています。

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